肺がんステージ3A闘病記録その2・入院初日

生活

一口に入院といっても自分一人ではどうにもならず、いろいろな人に協力してもらってます。
一番は一緒に住んでるパートナーのコタです。
彼女の恩恵は大きいです。自分のために必要なものを調べたり、
さらにはウチの身内にまで会うことになりました

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家族への説明

ガンの疑いがある段階では、両親への報告はしないで心配かけないようにしていました。
がこうなっては、報告するしかありません。
しかも両親は青森に住んでいて、簡単に東京にはこれない距離です。
少し躊躇しましたが、こうなっては早い方がいい!と割り切り連絡しました。

最初聞いた母は呆然としてる感じをうけました。
そりゃそうでしょう、元気と思っていた息子がガンだという連絡を急にしてくるのだから。

そこから小一時間ほどして冷静に現実を把握した母から、神奈川にいる叔父にも連絡するという話に。
叔父はちょっとした名士で、顔が広いのもあり頼りになる存在です。
自分も一度連絡しようかと迷いましたが、まだガンと決まってなかったのでおおごとにしたくなく、連絡を控えていました。

ただ、今の状況だと一番頼れる身内になってくれます。

お守りを手にれた日に、叔父の家にいき、そこに両親も急遽来ることになりました。
入院前の顔合わせのような感じです。

そこに自分彼女でありパートナーのこたも参加。
本人は少し気を使いすぎるので、それが心配でしたが、何とか両親、叔父とコミュニケーションをとってくれました。非常に感謝です!!

会食による顔合わせも終わり帰宅、残すは入院です!
全てはそこから始まるので・・・・

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いざ、入院へ

実際に入院までの流れとして、月曜にPCR検査、火曜に入院できるかの連絡と、部屋がどこかの連絡が入る流れになっていました。

それに沿って、3/13月曜に指定を受けた時間にPCR検査を受け、
火曜の午後に病院の入院の部署から連絡が、
水曜に直接入院のフロアまで来て、そこで氏名を名乗ってくださいとのこと。
コロナの影響で基本面会謝絶なので、こういう形式のようでした。

付き添いはエレベーターホールまで。
当日コタそこまで一緒に来てくれました。本当に感謝です!
その先は入院患者以外は入れません。
ここで治療が終わるまでのお別れに!結構さびしいものです・・・

さて本題!入院初日なわけですが、まず最初に大量の説明を受けてと同意をすることになりました。
もともと入院前に記入できるものと、治療に関しての説明その同意などなど・・・
結構大変です。
自分の場合・・・

最初に血液検査、血圧などの基本的なことから入り・・・
次にレントゲンと放射線治療の話を聞きにいくことに。
そして投薬についての説明と数が多いし、しかも似てることを話す部分もあり
ん?これはどの話だろう???というのが結構あります。

特に副作用については懇切丁寧に伝えられます。
個人差はあるようですが、とにかく大事なことのようでした。

まず放射線治療について。
こちらは大体2週間後ぐらいから副作用があらわれがちとのこと。
皮膚の見た目でわかる部分から、内部の食道に絡む部分まで。
放射線治療は放射線を狙って照射しますが、人を貫通してしまうそうです。
そのため放射線の延長上にある他の臓器にも影響が出るとか。
それをできるだけ回避する方法が、マップをつくる?とか言ってました。
それがあるとより効率的になるんだとか。
ただ、これを作るのに時間が必要で1週間ぐらい。
その間も治療はスタンダードな方法で進めていき、マップができたらその方針で進める・・・という風に私は理解しました。
すみません、口頭ベースなので必ずしもあってるかは微妙ですがw

自分の頭の中では、アクションゲームやRPGでのレイド感覚を想像しました。周りから徐々に各部分を攻略していき、メインを認識したらそこを攻略するために効率(DPS)上げてく感じ・・・その方が被弾も減るし、効果も高い・・・完全にゲームバカですw

そして投薬治療(化学療法)について
これはカルボプラチンという薬とパクリタキセルという薬、2種類使うそうです。
副作用としては個人差がかなりあるそうなのですが、
最初の項目が白血球の減少です。こらが投薬後2週間で出てきやすいそうです。
他にも赤血球減少や血小板減少も、更に食欲不振や吐き気、嘔吐も・・・
正直この辺は出て欲しくない症状ですねw

という感じの説明をうけて、同意書にサイン。
質問は?は必ず聞かれますが、正直初めてだと何を聞けばいいかの想像もつきません。
おいおいここは質問していくことになりそうです。

でも初日のメインイベントはCTでした。
マップの話を書きましたが、そのために毎回同じ姿勢でCTを取ることになるらしく、体に直接マークされます。油性マジックで。これが消えると困ることになるので、消えないようにシャワーの際は優しく洗って、ということでした。毎回なので少し楽な姿勢をと言われて、調整する時間が結構ありました。
これで放射線の角度や向きを調整する基準になるようです。今後のためにとっても大切なこどでした!

以上をこなしてると既に夕方。
大体17時半ごろには食事のようでした。

これでこの日はほぼ終了。
定期的に検温と血圧は図られますが、22時の消灯まで自由時間というかシャワーや歯磨き、院内散歩などなど人によって過ごし方は様々でした。

自分はブログを書いて少し仕事の確認をして終わりました。
次の日から治療本番なので。