肺がんステージ3A闘病記録 その28・副作用の存在

生活

4/10闘病27日目、一時退院11日目、晴れ
今日から放射線治療の後半、残り15回になる。
相変わらず飲み込みづらさはあるのだが、他は自覚症状ない・・・と思っていた。

スポンサーリンク

シャワーで確認

普段通り朝シャワーを浴びて、ぎょっとすることが起きた。
何といっても見た目でわかることが初だったので、少し衝撃的だった。
それは、抜け毛だ。
ちょっと多いかなぁ程度は思った時もあったのだが、今朝は今までと桁が違った。
ビジュアル的に写真はやめておいたが、とにかく抜けていた。
コタにも見せたら、すごい!とお褒めをいただいたw

投薬の影響で抜け毛はあると聞いていたが、こういう風に遅れてくるというのは、驚いた。体に着実に投薬したものが残っているということなのだろうか。
入院前に何かしら対策を・・・とも考え、今日は散髪することにした。
切り倒すか、ぎりぎりまで残すか・・・を考えつつだがw

スポンサーリンク

向かうは東京の西の端

予定通りの昼過ぎに放射線治療が終わり、もうすぐ入院という話も確認しつつ、病院を後に。
車で向かうは、八王子だ。

のまえに、神戸屋のパンを購入!これが個人的に好きだ!ソーセージのパンが一番すきなのだが、今日はラズベリーパイも買ってみた。

これを食すのも楽しみつつ、いざ西へ

平日の高速道路はそれなりに混んではいた。510日の影響だろうか。
一応補足するが、510日(ごとうび)とは5、10、15、20、25、30などの月末や支払いの日が集中する月の数字のことらしく、その日は車や人の動きが激しいから、渋滞や電車でも人が多いなど、変化があるというものらしい。
社会人になって初めて聞いたことなのだが、実際経験するとわかる内容でもあった。

と話はそれたが、多少の渋滞を乗り越えて、東京の西の端、八王子市に到着するのだった。

なぜ散髪で八王子なのか。それは、自分が上京した際に、最初に住んだのが八王子だったからというのが一番かもしれない。
その際に、散髪のお店探しに困ったのことがある。なんとなく行く店が決まらず、何店舗も散髪の際に通って・・・という時期があった。そのときに出会ったお店・・・というか人がいたのだ。
仮に彼をS氏としておこう。
それが20年以上前の話。そこから自分の髪はS氏しか切っていない。床屋というちょっと硬派なスタイルなのだが、自分はシェービングクリームで、ひげを整えてもらうのが好きなので、ず~~っと床屋というお店に通い続けているのだ。

というバックグラウンドもあり八王子にあるS氏の店に行くのだった。

っと、忘れていた!その前に八王子で行くところがあった。

そう!ラーメン店!
見た目がラーメンショップ系になるのだが、こちらは八王子の壱発ラーメン!
有名人もよくきたり、取材も入ったりするお店。
昔からあるお店なのだが、数年前に移転して今の駅に近い場所にある。
ここでラーメンを食すのだ!
もちろん食べるのはネギチャーシュー!うむ!旨い!
コタが辛い高菜をトッピング注文したのだが、毎回微妙な掛け声が発せられるので、少し恥ずかしいまであるのだが、愛嬌がありいい店だと思った。
駐車場もしっかり完備され、車での来店にも対応、とても有難い!

おなかを満たし、メインの散髪へ。

実はコタも同じくS氏に切ってもらっている。何の気なしに自分と同じお店、人にお願いしたのが一年前ぐらいか、それぐらいからコタも一緒に切るようになった。
今日は先にコタが切ってもらい、後から自分となった。

小一時間ほどでコタの散髪が終わり、自分の番に。
そこで、自分ががんで、闘病生活を送ってることを告げる。
少し衝撃をうけていたが、今日散髪した際に、多分尋常じゃない髪の毛が抜けるから、そのためにも伝える必要があったのだ。

彼も戸惑いながら冷静に対応してくれるようだった。すまんな!変なプレッシャーになって。

と思いつつ、散髪開始!
私はS氏に切ってもらうようになって、一番最初以外、髪型に要望を出したことがない。
以降はほぼお任せ、S氏も自分にどうするか?などと聞いてこなかった。
不安な人もいるだろうが、自分は全幅の信頼で、全て任せているので、何も不安なことはなかった。

理由は、彼のセンスだろう。何も言わずとも、季節、環境、気温変化などなど、いろんなことを考えてか、感じ取ってか彼が勝手に髪型、長さ、あるいはすき具合などを調整してくれる。
自分はその無言の対応が非常にありがたい!自動的にベストな状態にしてくれるのだから。
そんな彼に今回はハードル高めの散髪に。
もちろん、今回も何も髪型要望は出していなかったが、彼の中でどうやらこうしたほうがいいだろう、というビジョンがあったらしく、過去一髪が短くなった。
どうやら抜け毛がまんべんなく抜けているらしく、彼の中でだったら髪の毛を短くしたほうがいいだろう、と考えたらしい。最後にいつもよりも結構短めにしたよ、とのこと。

自分もこれで入院いけるだろう!と思ったが、どこまでこの髪が維持されるかは不安ではあった。

もしかすると次にここに来る際には、一度つるん!となった後に、生えそろってきたころになるかもしれないから、時間かかるかも、と伝えておいた。
S氏も了解と、そして過去になかった髪型の動画を撮影させてくれということだった。
一応記録しておくらしい、次回のためとは思うが。

そして満足の髪型で八王子を後にしたのだった。
入院まであと2日。

PS
帰路、高速道路で追い越し車線に脚立が落ちていて、危うく事故にあいそうになった。
コタに調べてもらったら、電話で落下物を伝える連絡先があるらしく、そこに電話してもらい脚立落下をコタに伝えてもらった。無料ダイヤルだそうで番号は#9910
え?これで掛けられるの?と思うだろうが、ちゃんとつながったらしい。
電話先では、どの高速道路か、今回は中央自動車道。
上りか下りか、今回は上り、新宿方面。
場所はどこかについては、アバウトでも伝わるようだが、コタが中央分離帯の番号を覚えており、今回は14.3という大体府中付近だったと思う、というのを伝えた。
電話口で感謝されたようで、そのあと対応されたのだと思われる。
よるというのと、追い越し車線側というのもあり非常に危険だった。
みなさんも、高速道路の落下物、注意してほしい。