肺がんステージ3A闘病記録 その501・大切な検査

生活

2024/7/29:月曜日 闘病503日目、退院158日目、はれ
先週病院の際に決まっていた検査日の今日、少し覚悟しつつ病院へと向かう。
今後の展開に大きくかかわる部分だから。
不安が大きいが、進むためには受けなければいけないのだ。

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これからのために

到着したらそのまま検査を受ける診察室へと向かうでOKとのこと。
いつもの呼吸器とは違ってテンポが速い。
病室前に到着するとすぐにエコー検査を開始することに。
周りには4人ほどの先生たちに囲まれていた。どうやら検査する人、サポート、更に造影剤を入れるのでその管理、そして主治医など沢山の人で自分を見てもらえるらしい。
そこは安心できるポイントかもしれない。

検査が開始すると薄暗くなり先生たちがモニターにくぎづけだ。
大きさ患部の状況を細かく確認しているようで、大体三十分ぐらいかかっていたかと思う。
そして診察は終わった。
少し検査内容を確認する時間があるようで、間が空くことに。

その間にコンビニで少し暇つぶし。検査後なので食べても問題ないが、そもそも食べ物制限がない検査だった。あとは結果を待つ感じだ。
ほどなくして診察室に行き、結果を聞くことに。

診察室に入ると、早速先生の説明が始まった。
検査結果は腫瘍はガンだろうと。しかし肝臓由来か、肺由来なのかがはっきりしないとのこと。
どちらも考えられるそうだ。なので採検することになった。
ほぼ分かると言っていたのだが、どうやらわずかな別の可能性を排除したいと考えてくれたようだ。その判断ありがたい!そして早めがいいという判断になって、今週1泊2日の入院をすることになった。
これも、有難いこと。何故かというと早いペースで肝臓の腫瘍が大きくなってるようなので。
もう不安しかない自分は少しでも早く治療を進めたいと思うのみ。なので先生のリアクションの早さは少しでも自分の不安を払拭してくれて助かる。
相談の結果、木曜入院で金曜退院という事に決まった。さして装備も多くしなくて良さそうなので、準備も楽でいい。

こうして病院を後にした。正直不安しかないのだが、先に進むために自分を奮い立たせる。
そして忘れたいと思うように今日は出勤した。

あまり考えすぎないようにしようと思うと考えてしまう。
肝臓が・・・ガンが・・・治療は・・・と繰り返し考えてしまうのだ。そうこうしてると会社に到着。
仕事をこなして今を続けようと努力してみる。

ただ右腕にある造影剤を入れた後でまた考えてしまった。
それをループしてるときに気づくと仕事の時間は終わっていた。

帰りの車中、街並みを見ながらの帰路。
ふと気づく部分が。結局何を考えても想像でしかないと。
検査を受けて良くも悪くも先に進むしかないんだと。
その割りきりに時間がかかったが、そこで少し踏ん切りがついたきがした。

こうして安全運転をして帰宅した。
検査日までは数日だが、普通に過ごしてより割り切って精神を保ちたい。
メンタルを考える時期がくるのだなぁ・・と思いながら眠りにつくのだった。

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今までの経過リスト

  • 2023.0315.その2/初回入院。放射線治療開始。ここから30回、平日毎日照射。
  • 2023.0316.その3/パクリタキセル、カルボプラチンの毎週木曜投薬開始。
  • 2023.0322.その9/侍JAPANがベースボールクラシックで優勝。励みになる。
  • 2023.0323.その10/木曜二度目の投薬。睡魔が強いと判明。
  • 2023.0330.その17/木曜3度目の投薬。白血球良好のため一時退院決定。投薬1クール終了。
  • 2023.0331.その18/一時退院。放射線治療のため平日通院へ。
  • 2023.0412.その30/二度目の入院。2サイクル目の投薬のため。
  • 2023.0413.その31/木曜4度目の投薬。2サイクル目開始。
  • 2023.0420.その38/木曜5度目の投薬。
  • 2023.0427.その45/木曜6度目の投薬。2サイクル目終了。
  • 2023.0428.その46/最後の放射線治療で全30回終了。がんの縮小を確認。そして退院。
  • 2023.0510.その58/三度目の入院。イミフィンジ免疫治療、一回目の投薬のため。
  • 2023.0511.その59/イミフィンジ投薬1回目。ここから隔週木曜投薬通院。
  • 2023.0512.その60/大腸の内視鏡検査を実施。大きなポリープ3つほど取る。
  • 2023.0601.その80/イミフィンジ投薬2回目。初めての通院投薬。
  • 2023.0615.その94/イミフィンジ投薬3回目。2回目の通院投薬。
  • 2023.0616.その95/胸の真ん中痛みあり、時間で消える。左よりの痛みも断続であり。
  • 2023.0619.その98/病院へ連絡し木曜に外来診察。
  • 2023.0620.その99/肋骨の裏側の痛みに気づく。肺なのか?これも木曜確認。
  • 2023.0622.その101/心臓、膵炎問題なし!肋間神経痛が濃厚。薬で対処。
  • 2023.0628.その107/神経痛の痛みがほぼない。みぞおち付近押すと痛い程度。
  • 2023.0629.その108/イミフィンジ投薬4回目。神経痛も緩和され無事続行。
  • 2023.0714.その122/イミフィンジ投薬5回目。CTで患部の縮小、経過良好を確認。
  • 2023.0719.その128/肋間神経痛の痛みが左下の方へ強めに出ている。観察続行
  • 2023.0720.その129/咳が増加。深く呼吸すると右肺が締め付けられる感じが強くなる。
  • 2023.0721.その130/肺炎のためイミフィンジ投薬中止。回復次第再開予定。
  • 2023.0802.その142/ステロイドの影響で首下に湿疹が。
  • 2023.0810.その150/毎週通院でステロイド調整を了承される。
  • 2023.0817.その157/皮膚湿疹のために皮膚科にも通院することに。
  • 2023.0824.その164/ステロイドが10mgに。二週間観察後化学療法検討に入る。
  • 2023.0908.その178/来週から化学療法再開予定。ステロイドは量を調整しつつ続ける。
  • 2023.0915.その185/肺炎も落ち着き、イミフィンジの投薬再開
  • 2023.0929.その200/アミラーゼの数値が高くなり膵臓の不調を疑う。投薬中止、消化器内科へ
  • 2023.1010.その211/アミラーゼは肺がんからも出るS1とのこと。化学療法続行決定。
  • 2023.1012.その213/投薬再開!しかし中性脂肪警告。経過観察することに。
  • 2023.1124.その254/投薬後微熱!過去に無いので注意することに。
  • 2023.1207.その266/ステロイドを再度飲むことに。腰の痛みも予後観察。
  • 2023.1214.その272/腰が痛く急遽病院へ。痛み止めで二週間は様子見。
  • 2023.1221.その280/新たな影があることを告げられる。年始最初の検査まで様子見。
  • 2024.0106.その296/右のどシコリ発見と太もも痛み未解決。次回診察で明らかになる予定。
  • 2024.0112.その302/がん再発を告げられる。セカンドオピニオンを検討することになる。
  • 2024.0115.その305/セカンドオピニオン連絡開始。国立がんセンターには電話がつながらず
  • 2024.0118.その308/セカンドオピニオン日程決まる。翌週月曜向かうことに!
  • 2024.0118.その312/セカンドオピニオン当日。1時間にわたる充実の会話。結果、今の病院での治療継続を勧められる。
  • 2024.0126.その316/今まで通りの病院で治療継続。三週間後に検査して確認することに。
  • 2024.0209.その330/次回入院日が決定来週金曜に。予定よりも喉のガンが大きくなったため。
  • 2024.0215.その336/退院期間276日。退院の一区切り。明日から入院。
  • 2024.0216.その337/入院1日目。新しい治療のため四度目の入院。
  • 2024.0217.その338/入院2日目。抗がん剤タグリッソEGFR服用開始。
  • 2024.0221.その342/入院6日目、退院1日目。この日で退院。今後は自分で抗がん剤を飲んでいくことに。
  • 2024.0305.その354/退院13日目。退院後初の診察。順調で次は4月に診察。
  • 2024.0313.その363/退院22日目。頭痛と発熱。痛み止めで様子見。
  • 2024.0403.その384/退院43日目。一カ月健診。CT結果からも良好。ただ血液で一つ数値あがってはいるのがあり、それだけが懸念。
  • 2024.0403.その454/退院111日目。発熱を繰り返すため病院へ。間質性肺炎と診断。タグリッソ服用を停止することになる。
  • 2024.0710.その482/退院139日目。大腸検査。ポリープなし。検査結果は後日。
  • 2024.0711.その483/退院140日目。肺炎良好のためタグリッソを40mgで再開。ただCT撮影で肝臓に影が見つかる。後日診察相談。
  • 2024.0725.その497/退院154日目。肝臓の影の確認のため翌週月曜にエコー検査をすることに。
  • 2024.0729.その501/退院158日目。エコー検査の結果ガンと判定。由来を調べるために採検入院することになる。