肺がんステージ3A闘病記録 その342・退院の水曜日

生活

2024/2/21 闘病344日目、入院6日目退院1日目、雨。
今日は退院の日。短期間だったが病院暮らしの終わりだ。
規則正しい生活からまた荒廃した生活になっていく・・・ような気はするが、とにかく退院することはうれしいことである。

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すぐに始まる退院生活

朝はやく起きてしまったがいつも通りの朝のルーティーン。検温や血圧計測などがありその後食事だ。

最後と思うのこの食事も感慨深くもあったw
そんな食事も終えて、荷造りをすますと、薬を手渡される。今度からは自分で管理して飲んでいく抗がん剤、タグリッソだ。その他にもタグリッソの副作用に関連した薬をいくつか手渡された。
特に保湿関連はしっかりしていた。ヘパリンが入った保湿剤が特に多めに渡された。
それらも全て詰め込んで、病室を後にする。短い時間だったがありがとう!
看護師にも病室にも感謝を心の中で述べていた。

病室から下の階に降りるとそこにコタが迎えに来てくれていた。
一緒にタクシーに乗り込み帰宅。
そこから自分は出社のために準備を進めた。仕事が急に立て込んでいたのだ。
本当はゆっくりと・・・と甘えを言いたかったがリアルは違った。

車に乗るのも久々なのだが、考えてみたら一週間もたっていなので、普段と変わらないといえば変わらない・・・のだが、離れていたからか少し新鮮に感じたw

今日はあいにくの雨、道も少し混んでいた。何となく新鮮な運転なので、安全運転をいつも以上に心掛けていった。

会社に着いたら即仕事開始!
滞っていた案件を処理しつつ、新しい案件の対応とチェック・・・などなど、思ったよりも内容が濃かった。他のスタッフもいろいろと対応しており、社内自体が立て込んでる感があった。

そんな濃厚な仕事をこなして、気づくと今日の業務は終わっていた。
少し遅くなったが、そのおかげで明日はもう少し軽くですみそうだった。
退院まもないというのもあるので、今日はとりあえず帰ることにした。

帰りももちろん安全運転で帰る。途中、入院していた病院の前を通ったので、今日は外から夜の病院を眺めた。昨日までは街を見下ろしていたが何となく立場が逆転したが、今の方がいいと感じてしまったw

軽い感傷にも浸りながら、家に到着して、そそくさと眠りにつくのだった。
明日も出社予定、少しでも寝ておきたい。何せ入院中のくせで、多分早起きしてしまうから。そう意識すると寝れないもので、布団の中でネットフリックスを見ていたのだが、いつの間にか寝ていたようだ。
ある意味意識しないで寝れるのは贅沢で、有難いことだと思うのだった。

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今までの経過リスト

  • 2023.0315.その2/初回入院。放射線治療開始。ここから30回、平日毎日照射。
  • 2023.0316.その3/パクリタキセル、カルボプラチンの毎週木曜投薬開始。
  • 2023.0322.その9/侍JAPANがベースボールクラシックで優勝。励みになる。
  • 2023.0323.その10/木曜二度目の投薬。睡魔が強いと判明。
  • 2023.0330.その17/木曜3度目の投薬。白血球良好のため一時退院決定。投薬1クール終了。
  • 2023.0331.その18/一時退院。放射線治療のため平日通院へ。
  • 2023.0412.その30/二度目の入院。2サイクル目の投薬のため。
  • 2023.0413.その31/木曜4度目の投薬。2サイクル目開始。
  • 2023.0420.その38/木曜5度目の投薬。
  • 2023.0427.その45/木曜6度目の投薬。2サイクル目終了。
  • 2023.0428.その46/最後の放射線治療で全30回終了。がんの縮小を確認。そして退院。
  • 2023.0510.その58/三度目の入院。イミフィンジ免疫治療、一回目の投薬のため。
  • 2023.0511.その59/イミフィンジ投薬1回目。ここから隔週木曜投薬通院。
  • 2023.0512.その60/大腸の内視鏡検査を実施。大きなポリープ3つほど取る。
  • 2023.0601.その80/イミフィンジ投薬2回目。初めての通院投薬。
  • 2023.0615.その94/イミフィンジ投薬3回目。2回目の通院投薬。
  • 2023.0616.その95/胸の真ん中痛みあり、時間で消える。左よりの痛みも断続であり。
  • 2023.0619.その98/病院へ連絡し木曜に外来診察。
  • 2023.0620.その99/肋骨の裏側の痛みに気づく。肺なのか?これも木曜確認。
  • 2023.0622.その101/心臓、膵炎問題なし!肋間神経痛が濃厚。薬で対処。
  • 2023.0628.その107/神経痛の痛みがほぼない。みぞおち付近押すと痛い程度。
  • 2023.0629.その108/イミフィンジ投薬4回目。神経痛も緩和され無事続行。
  • 2023.0714.その122/イミフィンジ投薬5回目。CTで患部の縮小、経過良好を確認。
  • 2023.0719.その128/肋間神経痛の痛みが左下の方へ強めに出ている。観察続行
  • 2023.0720.その129/咳が増加。深く呼吸すると右肺が締め付けられる感じが強くなる。
  • 2023.0721.その130/肺炎のためイミフィンジ投薬中止。回復次第再開予定。
  • 2023.0802.その142/ステロイドの影響で首下に湿疹が。
  • 2023.0810.その150/毎週通院でステロイド調整を了承される。
  • 2023.0817.その157/皮膚湿疹のために皮膚科にも通院することに。
  • 2023.0824.その164/ステロイドが10mgに。二週間観察後化学療法検討に入る。
  • 2023.0908.その178/来週から化学療法再開予定。ステロイドは量を調整しつつ続ける。
  • 2023.0915.その185/肺炎も落ち着き、イミフィンジの投薬再開
  • 2023.0929.その200/アミラーゼの数値が高くなり膵臓の不調を疑う。投薬中止、消化器内科へ
  • 2023.1010.その211/アミラーゼは肺がんからも出るS1とのこと。化学療法続行決定。
  • 2023.1012.その213/投薬再開!しかし中性脂肪警告。経過観察することに。
  • 2023.1124.その254/投薬後微熱!過去に無いので注意することに。
  • 2023.1207.その266/ステロイドを再度飲むことに。腰の痛みも予後観察。
  • 2023.1214.その272/腰が痛く急遽病院へ。痛み止めで二週間は様子見。
  • 2023.1221.その280/新たな影があることを告げられる。年始最初の検査まで様子見。
  • 2024.0106.その296/右のどシコリ発見と太もも痛み未解決。次回診察で明らかになる予定。
  • 2024.0112.その302/がん再発を告げられる。セカンドオピニオンを検討することになる。
  • 2024.0115.その305/セカンドオピニオン連絡開始。国立がんセンターには電話がつながらず
  • 2024.0118.その308/セカンドオピニオン日程決まる。翌週月曜向かうことに!
  • 2024.0118.その312/セカンドオピニオン当日。1時間にわたる充実の会話。結果、今の病院での治療継続を勧められる。
  • 2024.0126.その316/今まで通りの病院で治療継続。三週間後に検査して確認することに。
  • 2024.0209.その330/次回入院日が決定来週金曜に。予定よりも喉のガンが大きくなったため。
  • 2024.0215.その336/退院期間276日。退院の一区切り。明日から入院。
  • 2024.0216.その337/入院1日目。新しい治療のため四度目の入院。
  • 2024.0217.その338/入院2日目。抗がん剤タグリッソEGFR服用開始。
  • 2024.0221.その342/入院6日目、退院1日目。この日で退院。今後は自分で抗がん剤を飲んでいくことに。