肺がんステージ3A闘病記録 その147・暑さの出勤

生活

8/7闘病146日目、退院85日目、暑さ鬼のごとし。
金曜から覚悟していた急ぎの案件、そのため今日は早くから出勤予定。
その前にシャワーを浴びる。そして自覚する、ステロイドの影響力。
湿疹の多さが如実だ。痛みかゆみは無いのだが、見た目がエグめ。
上半身に広がりすぎないことを望んでいる。今後も注意しながら見ていくが、早く肺が治ればそれに越したことはない。それを一番望むべきなのだろう。

スポンサーリンク

街の様子

体を気遣いながら、いざ会社へ出発。
いつものように車で行くので、暑さは直接関係ないのだが、日差しは関係なく車内にも入り込む。その暑さで外気も察しがつく。あまり長く外にいるべきではなさそうだ。
そう思いながら運転していると、少しいつもと違う街に気づく。そう、人が少なめ。時間が早いのもあるかもと思ったが、違う、あからさまに学生関連が少ないのだ。
夏休みの影響ということか。こちらとしては有難い。人が少ないと導線上のトラブルも少なくなりスムーズになるから。
そんな変化を見ながら現地到着。

空と雲のバランスが夏を感じさせる。まだ時間も早めなので人もまばらで動きやすい。

六本木ヒルズではテレビ朝日の夏イベントが開かれてる。
テレビ番組になぞらえたイベントスペースでいろいろな事が行われてるようだ。通勤途中のビルにスタッフルームがあるようで、そこからこのTシャツを着た若い子たちが出てくるのを見かける。期間スタッフだろうが、暑さに注意しながら頑張ってほしいところだ。

暑さに負けないために自分も思い切って2Lの水を手に会社へ。
どうせ飲むし、小さい水と十円前後しか価格がかわらない。ならばとこっちを選択!
がぶがぶ水を飲みながら、仕事もりもりこなす。

仕事自体は想定通りでスムーズに進行できた。少し困ったのが社内が暑いこと。土日稼働してなかった建物がどれだけ温まっていたかがわかる。エアコン全開でも少々時間がかかるようだった。

メインにこなす急ぎの仕事が終わり、数本のメールのやりとり。そして一番時間を割きたかった仕事へと進行していく。こちらは考えつつ、手を動かしつつ、集中し過ぎないで集中するという長年の経験から学んだ手法で、常に新鮮に接するイメージで進行している。

合間にコンビニで買ってきた長いサラミをほおばる。
この塩味が美味い!少し汗をかきすぎてるか?と思いつつ食を通じて上手く頭を回転させつつ仕事を進めていく。

そしてほどほどのタイミングで帰路につくことにした。根を詰めすぎると悪い方へ寄りそうな感じもあるからだ。
今日は思ったよりも仕事が進んでくれた。が、まだまだやることは残っている。これをこなしつつちゃんと、体のケアも進めていきたい。今週は病院へ行く週。ステロイドの影響を徐々に減らすことになっているが、毎週通院を提案しようかと思っている。早く治したいが薬も減らしたいというジレンマがあるからだ。ま、しっかり担当医と話て決めていけばいいだろう。安心はしてないが焦りすぎないように、と自分に言い聞かせるのだった。

スポンサーリンク

今までの経過リスト

  • 2023.0315.その2/初回入院。放射線治療開始。ここから30回、平日毎日照射。
  • 2023.0316.その3/パクリタキセル、カルボプラチンの毎週木曜投薬開始。
  • 2023.0322.その9/侍JAPANがベースボールクラシックで優勝。励みになる。
  • 2023.0323.その10/木曜二度目の投薬。睡魔が強いと判明。
  • 2023.0330.その17/木曜3度目の投薬。白血球良好のため一時退院決定。投薬1クール終了。
  • 2023.0331.その18/一時退院。放射線治療のため平日通院へ。
  • 2023.0412.その30/二度目の入院。2サイクル目の投薬のため。
  • 2023.0413.その31/木曜4度目の投薬。2サイクル目開始。
  • 2023.0420.その38/木曜5度目の投薬。
  • 2023.0427.その45/木曜6度目の投薬。2サイクル目終了。
  • 2023.0428.その46/最後の放射線治療で全30回終了。がんの縮小を確認。そして退院。
  • 2023.0510.その58/三度目の入院。イミフィンジ免疫治療、一回目の投薬のため。
  • 2023.0511.その59/イミフィンジ投薬1回目。ここから隔週木曜投薬通院。
  • 2023.0512.その60/大腸の内視鏡検査を実施。大きなポリープ3つほど取る。
  • 2023.0601.その80/イミフィンジ投薬2回目。初めての通院投薬。
  • 2023.0615.その94/イミフィンジ投薬3回目。2回目の通院投薬。
  • 2023.0616.その95/胸の真ん中痛みあり、時間で消える。左よりの痛みも断続であり。
  • 2023.0619.その98/病院へ連絡し木曜に外来診察。
  • 2023.0620.その99/肋骨の裏側の痛みに気づく。肺なのか?これも木曜確認。
  • 2023.0622.その101/心臓、膵炎問題なし!肋間神経痛が濃厚。薬で対処。
  • 2023.0628.その107/神経痛の痛みがほぼない。みぞおち付近押すと痛い程度。
  • 2023.0629.その108/イミフィンジ投薬4回目。神経痛も緩和され無事続行。
  • 2023.0714.その122/イミフィンジ投薬5回目。CTで患部の縮小、経過良好を確認。
  • 2023.0719.その128/肋間神経痛の痛みが左下の方へ強めに出ている。観察続行
  • 2023.0720.その129/咳が増加。深く呼吸すると右肺が締め付けられる感じが強くなる。
  • 2023.0721.その130/肺炎のためイミフィンジ投薬中止。回復次第再開予定。
  • 2023.0802.その142/ステロイドの影響で首下に湿疹が。