肺がんステージ3A闘病記録 その58・三度目の入院

生活

5/10闘病57日目、一時退院13日目であり再入院初日、晴れてたはず。
過去二度の入院よりもかなり余裕があるきがする。
だが、慣れにあぐらをかいていると足元をすくわれる。忘れ物がないか、治療に挑むのに油断はないか、敵は強大だ!だまって勝手に自分の体に悪いものを植え付けるやつだ。絶対倒す!という意気込みで臨みたいところである。

スポンサーリンク

いざ病院へ

荷造りは流石に三度目、昨晩のうちに簡単に終わっていた。
スーツケースのタイヤは修理済みだし、快適に病院まで荷物を運べると思う。
自宅からはタクシーで向かう。タクシーアプリGOを使って呼び出し。
このアプリは非常に便利。事前にカードを登録しておくと支払いも自動的にカード払いになり、降りる時の手間を省いてくれるし、呼ぶと車種指定も可能。
入院するにあたりアプリを入れておいて正解だった。
今後も活用する場面はありそうだ。

病院に到着してから、コタにお願いして神戸屋のパンを買ってきてもらった。
非常に大好き神戸屋。これで準備万端!いざ入院!

スポンサーリンク

荷ほどきから

入院フロアでコタとは別れて、入院手続きへ。
コロナでの面会謝絶も変更があって、今は短時間の人数制限ありで面会可能になっている。
以前よりも病室が賑やかになりそうな予感はする。

手続きも済んで病室へ到着。
とりあえず荷ほどき開始。既に過去二回の経験で手際もいい。
簡単にできてしまった。
そのあとは、検査のために採血やレントゲン、CTなどをとたれた。
追加で出てきたので医師が判断してるようだった。ただ、水曜は自分の担当医のチームが不在のはずなので、代理の方だと思うのだが。

それが済んだら、買い出し!一番楽しい部分だw

とりあえず水分関連を一式買っておいた。
やはりこれが先に大切な部分だと思ったのだ。

そして神戸屋のパンを頬張っていると、薬剤師の方や先生が来て、明日からの投薬について説明していただけた。過去の投薬と違い、副作用に関してのプレッシャーがすごい。
どうやら副作用がいつどういうふうなものが出るかが分からない。ただこういうのがあるので、注意して、もし症状あったらすぐに連絡ください、という感じだった。
不安にはなるが、負けないという強い意志は持ち合わせていた。

そのプレッシャーを感じさせる薬がイミフィンジ。
事細かに説明してもらった上で、冊子まで用意されている。
どうやらこの薬は画期的なものらしく、この系統の薬が発表されてがん治療が大きく変化したそうなのだ。そのおかげで、現在も生き続けられてる人が多くいるらしい。イミフィンジはその中でも特に効果が高いとされてるらしい。
なるほど!自分もこの薬で生きながらえる一人になれればと思うところだが、かなりの副作用プレッシャー、これに負けれない。
実際先に受けた投薬とは違う症状だったりが結構多い。
あと症状によっては、急ぐ場合もあるそうなので、遠慮なく電話して聞こうと説明を聞いてて判断した。下手に思い込みで行動するより絶対その方がいいだろう。この治療はここから一年続くのだから。

明日の投薬のためにもしっかりと休むことにした・・・と言いたいが、実はもう一つ。
それは明後日、実は大腸の内視鏡検査もすることになっている。
それは以前から健康診断で再検査した方がいいと言われていたものだったのだが、がん治療優先で後回しになっていた。
今回入院中に一緒にできるように手配してもらい、投薬翌日に実行することになった。
ここで、発覚したのが明日の昼から食事が制限されることに。
これは厳しい!その欲を満たしておこうと、コンビニへ!

微妙に免疫気にしながらも、唐揚げにポテサラサンドイッチ。
これでしばらく食の欲望は抑えておこう。
明後日の検査が済んだら、また好きなように食べよう。
そう思って食後に眠りについた。