肺がんステージ3A闘病記録その135・最短最速14時間

7/26闘病134日目、退院73日目、暑い一日。
急な仕事の連絡があり急遽会社へいくことに。
街はどうやら夏休み？の時期に突入してるらしい。
各所でキッズたちのためのイベントや施設がオープンしてるようだ。
その一つがテレビ朝日にもあるようだった。ま、朝早すぎて人も少ないのだが。

暑い会社
今までの経過リスト

暑い会社

社内は当然無人、そそくさと打ち合わせの準備に入る。
最近はリモートで打ち合わせもできるのでどこからでも参加できるのだが、そのあとの作業を考えると職場からリモート打ち合わせに参加するのが一番なのだ。スピード的にも効率的にも。

打ち合わせ開始と同時に絶望的に時間が無いことも確認した。
なるほど、とにかく時間が最大の優先事項になりそうだ。

打ち合わせ終了から作業に入る。
自分判断で作業できるから早くは進められるが、一人の限界もある。
他のスタッフが出勤してきた際に、作業要項をまとめておいてお願いする準備を先にしておく。

そして大事なデザイン作業。
今回はプレゼンテーションのための資料づくり。
基本の構造は頭にはいっているので、それをどう展開するかを考えて、デザインベースを考えていく。
とにかく時間がない。制作したらそれで終わりならいいが、確認をとって修正して、更に確認を。
うむ、時間が足りないとしか言えない状況。
数時間後には社内にスタッフが続々ときた。これでスピードが上がる。
分担できる仕事をお願いし、自分の作業をつづける。

気づくと午後も半ば、薬を飲むのを忘れていた。大事なステロイド。これで今肺を治している。これもとても大事なことだ。本当に命がかかっているわけだから。

合間に食事をとってその後も作業は続く。
途中一度クライアント確認をとったのだが、とりながらも作業進行。無駄になろうとしても、もし無駄にならなければそのおかげで早く進む。
賭けだがこの場合は最善だと思って進める。

そんなやり取りを数回、時間も夜、何とかまとめ上げることができた。
ただ、まだ確認してもらってOKが出ない限りは終わりではない。

ここは単純に待つだけだ。作業は無い。

間もなくクライアントから電話があり、作業終了。
これで明日安心して病院へ行ける。